「会話が続かない」40代男性への処方箋①ーなぜ福山雅治より石田純一がモテるのか
女性に不慣れな男性にとって「会話が続かない」は深刻な悩みです。人はコミュニケーションを通じて親密な関係を築くからです。
なかでも40代男性の場合、若い女性を目の前にすると「何を話したらいいのか、わからない」となり、せっかくデートしても会話が続かずに腰砕けで終わる、という残念な状況があります。
そうした方に絶好の処方箋があります。それは「女性が会話に求めるニーズを知ること」。会話に対するニーズには男女差があり、これを知っているか否かで大きな差がでます。たとえば、「福山雅治より石田純一がモテる」となるのです。
この記事は、私が東洋経済オンラインに寄稿し、アクセスランキング1位、爆発的な人気を誇った「なぜ福山雅治より石田純一がモテるのか」を編纂して紹介します。ぜひ最後までお読みください。
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意外な実態=福山雅治より石田純一がモテる
以前、雑誌を読んでいたら面白い記事がありました。タレントのテリー伊藤さんのコラムです。テーマは「石田純一がモテて、福山雅治がモテない理由」。この2人から聞いた話をまとめたコラムなんですが、多くの人は「意外」とか「信じられない」と感じることでしょう。
外形的な部分を見ると、オトコとしては福山さんの圧勝です。仕事はできるし、肉体的なエネルギー(=意味深な部分も含めて)もありそうだし、顔はハンサム、声もイケてる。男らしい雰囲気もムンムンと放出しています(いわゆるフェロモン)。
がしかし。福山さんがテリー伊藤さんに語ったところによると、「テリーさん、僕、全然モテないんですよ…」とのこと。真相はいかに、そして原因は??
福山雅治の告白「僕、実は全然モテないんですよ…」
福山雅治さんといえば、40歳を過ぎても結婚しても女性に絶大な人気を誇る俳優さんです。2015年に女優の吹石一恵さんと入籍したにもかかわらず、翌2016年オリコンの「恋人にしたい男性有名人」に堂々の3位にランクインの快挙。フツーは結婚したら人気は下降するんですけどね。
そんな福山雅治さんの告白「テリーさん、僕、実は全然モテないんですよ…」は、にわかには信じられない話です。でもその理由を聞くと、なるほど納得なのです。福山さんは女性の話を黙って聞くことができず、つい「それは違うだろー」とか、「こうしたほうがいいだろー」と口を挟み、果ては説教までする始末なんだそうです。
確かに、これじゃ相手は疲れますよね。そしてウンザリすることでしょう。話を聞いてほしいときに、話の腰を折られたり否定されたりしたらーー人気絶頂の二枚目俳優がプライベートでは「全然モテない」というのが腹に落ちる次第です。
石田純一が語る、女性にモテるコツとは?
一方の石田純一さん。「不倫は文化」発言に代表されるように、女性遍歴の多彩さで知られています。その石田さんの女性にモテるコツは「話を聞くこと」。テリー伊藤さんに語った実例が凄まじい。それは女性と話をしていて、「うん、うん」「そうだね」と相づちを打つ以外、何時間もまったくしゃべらない、相手の話をひらすら聞くだけ、ということがあるというから驚かされます。
すごい聞き上手、というより、すごい忍耐強さですよね。
女性が会話に求めるニーズとは?
話し手と聞き手の時間感覚は違います。話をしている時にはアッという間に時間は過ぎ去ります。一方、人の話をじっと聞いているときには時間が経つのがやけに遅く感じます。
皆さんも会社の上司やお客さんとの飲み会で、一方的に過去の自慢話など聞かされて苦痛だったことはありませんか?人の話を聞くのは大変な作業なんですよね。それだけに自分の話を「うん、うん、そうだね」と共感を示しながら聞いてくれる相手はありがたいもの。そしてその相手に強烈な好意を抱くもの。
女性の場合には、この傾向が顕著です。「話を聞いてほしい」つまり「共感してほしい」これこそが女性が会話に求めるニーズだからです。ニーズを捉えた石田さんがモテて、ニーズに逆らった福山さんがモテないのは当然の帰結なんですね。
40代男性がおちいりがちなワナ
なぜ福山雅治より石田純一がモテるのか。理由は女性の話を聞くか、聞かないかの差です。昔からいわれているとおり、「聞き上手」はモテる、というわけです。
がしかし。多くの男性は女性を目の前にすると、「何か話さなければいけない」という思い込みが強すぎるのです。特に40代の男性が若い女性を目の前にすると、「年上だから」とか「社会の大先輩だから」と気負いすぎて「会話をリードするべき」つまり「何か話さなければならない」と考えて、相手の女性のニーズを見誤ってしまうのです。
その結果、最初は「いいところを見せよう」と気張ってみても、そのうち会話は続かなくなり、気まずいムードに支配されて腰砕けで終わるのです。
会話に求めるニーズの男女差に気づくべし
なぜ多くの男性が女性のニーズを見誤るかといえば、会話に求めるニーズに男女差があることに気づいていないからです。その男女差とは…
女性が会話に求めるのは前述のとおり「共感」です。一方の男性は「能力の誇示」と「問題解決」です。この男女差はさまざまな研究成果が明らかにしています。有名なものでは、ジョン・M・ゴッドマン博士の実証研究がありますが、脳の構造や機能からアプローチする研究者もいますし、進化の過程に解を求める研究もあります(ゴッドマン博士の場合、後者)。
いずれにしても、結論は同じ。女性は会話に「共感」を求め、男性は「能力の誇示」と「問題解決」を求める傾向が強い。これが会話に対するニーズの男女差というわけです。
女性からダメ出しされる会話の典型例
前述の「何か話さなければいけない」は、男性の会話ニーズを如実にあらわすフレーズです。要するに「何か価値のある話をして、自分の能力を誇示しなければならない」ということ。お酒の席などで、若くカワイイ女性を目の前にすると、つい「自慢話」をしてしまうのが典型例でしょう。
あるいは、女性が「ねぇー、ちょっと聞いて、聞いて」と単にグチりたいときの、「でもさ、これやるべきだろう!」という、いらぬアドバイスが「何か解決策を提示しなくては」という「問題解決」にあたります。
女性と親密になるためのコミュニケーションをしたいなら、「何か話さなければならない」ではなく、「どう聞くか」が肝心要のポイントです。女性のニーズにあわせてコミュニケーションを変えてみる。それだけで、「会話が続かない」という悩みは消え去り、目の前の女性は目を輝かせてあなたとの会話を楽しむことでしょう。
楽しい会話が延々と続く=共感のサインをおくるべし
具体的には、会話をリードするとか、コントロールしようなどの意識は捨て去り、相手に会話の主導権を渡し切ること。つまり相手の話を聞く体制を完全に整えること。その上で、共感していることを明確に示すことです。
そのために、「うん、うん」とうなずいたり、「なるほどー」と相槌をうったり、「そういうことなの?」と相手の話を繰り返したり…
このように共感のサインを明確に相手に示してください。
会話の9割は無意識で話しています。だから意識してスタイルを変えないと、状況は変わりません。「女性との会話が続かない」とお悩みなら、絶好の処方箋は「相手に主導権を渡し切る=話を聞く体制を整える」そして3つの共感のサイン(うなずき・相づち・繰り返し)を相手に示すことです。きっと楽しい会話が延々と続くことでしょう。
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