婚活中の40代男性が理想の女性と出会えない本当の理由。トップ画像

 

 40代で婚活をしている人の悩みの一つが、「理想の相手と出会えない」というものです。「眼中にない」相手から、お見合いを申し込まれる一方で、自分からアプローチした相手の反応は芳しくありません。

 

 こうした状況の中で、原因がわからず悶々としたり、間違った対処策をして、さらにドツボにはまることなども多々あります。

 

 この記事では、なぜ40代の婚活では、理想の女性と出会えないのか? —— その理由を明らかにしたいと思います。当事者である本人には気がつきにくい原因を、昨今の行動経済学やビックデーターを用いた研究成果などを交えて解説します。ぜひ参考にしてください。

 

40代の婚活では本当に理想的な女性と会えない本当の理由。著者紹介

 

1.男性は女性より240%もチャレンジャーだから

 

 まずは興味深い調査結果を紹介しましょう。行動経済学の分野で世界的に有名なデューク大学のダン・エアリー教授の研究成果です。テーマは「マッチングサイトにおける男女の魅力と行動分析」。調査対象は、異性の会員同士がお互いを格付けする(=異性としての魅力度を10段階でランク付けする)「ホット・オア・ノット」というサイトの1万6000人分の会員の行動データです。

 

 結果は、格付けの評価の低い人は自分よりはるかに格付けの高い相手にアプローチする傾向が強く、自分と同程度(もしくはそれ以下)の相手を無視する、というもの。この傾向は男性の方が強く、例えば格上の相手へのアプローチは女性に比べて240%も多いそうです。

 

 男性って、チャレンジャーなんですね(苦笑)。

 

40代の婚活では本当に理想的な女性と会えない本当の理由。男性は高望みするから

 

 かなりドキっとする内容ですが、この調査結果から類推すると、40代の男性は(自分のことは差し置いて)若くて綺麗な女性にばかりアプローチしているので結果が伴わず、「理想の相手と出会えない・・」と嘆いている、ということなのかもしれません。

 

 では、何故こうしたアプローチをしてしまうのでしょうか。理由はシンプルです。大半の40代男性は、自分に対する評価が他者からの評価に比べて高いからです。

 

2.自己評価が高すぎるから

 

 先の調査によると、男女のマッチングサイトで自分の外見を「平均以下」と評価している人は1%もいないそうです。「平均的」と自己評価している男性は29%なので、約7割の人は「平均以上」と自己評価(=過大評価?)しているというわけです。

 

 「アメリカ人って、うぬぼれ屋が多いんだなー」と感じた人もいるでしょう。でもこれは他人事ではありません。なぜなら、日本の婚活中の40代男性も「うぬぼれ屋さん」が多いからです。

 

 ある婚活サイトの調査によると、「年齢より外見が若い」と自己評価している40代男性会員は8割以上もいるそうです(IBJ調べ)。私はこの結果を知ったとき、かなり複雑な心境になりました。業務上、婚活サイトの40代男性のプロフィール写真を山ほどチェックしますが、年齢より外見が若い人など1割もいないからです。

 

 40代になると容姿は確実に衰えます。加齢現象で髪が薄くなったり、お腹が出たり、白髪が増えたり、肌が衰えたり。こうした見た目の変化は意外に早く、ある調査によると、女性から見た男性の「外見の曲り角」は平均約37歳だそうです。

 

 つまり、大半の婚活中の40代男性は自己評価が実態より高すぎるということです。

 

 

 こうした加齢現象に加えて、おじさん臭いファッションや髪型をしていると、魅力は著しく下がります。これらは周囲が感じているほど本人は気にしていないし、気付いていないという厄介さをはらんだ分野です。

 

 

 基本的に、男女は相応の相手とまとまるという学説があります。これは「同類婚」と呼ばれている現象です。人は「年齢」「学歴」「収入」そして「容姿」など自分とよく似た相手と結婚するという学説です。

 

 “マーケットの原理”が働く場、つまり結婚相談所や婚活パーティなど、外面的なスペック条件でマッチングさせる場では、この学説が特に有効といわれています。

 

 だから、婚活の場において、40代という年齢のハンデを背負っている男性は、アプローチしている女性に比べて相対的に魅力が低いケースが多く、マッチングし辛いという現象が起きているのだと思います。

 

3.男は中身で勝負という免罪符があるから

 

 それでは、「女性に対する魅力をあげればいいのでは?」と思いますが、婚活中の男性でこれをやる人は実に少ないのが現状です。女性はその逆。異性に対する魅力を上げようと、さまざまな研究し具体的な行動を起こしています。

 

 この男女差が「婚活本」の出版数にあらわれます。男性向けの婚活ノウハウ本がごく僅かしかない一方、女性向けの婚活本は多いのです。男性向けはニーズが少ないから出版数も少なくて、女性向けはニーズが高く売れるので次から次へと出版されるのでしょう。

 

 40代の男性は魅力をあげる努力が求められます。加齢現象で容姿はどんどん衰えているし、女性との交際のブランクが長い人も多いため、デートコースが思い浮かばないとか、「何を話したらいいかわからない」などコミュニケーション不全に陥っていることも多々あるからです。

 

 にもかかわらず、「男は中身で勝負」という観念論を免罪符に、自らの魅力を引き上げる努力を放棄している人の何と多いことでしょうか。

 

「男は中身で勝負」は当たり前の話。しかし、それすら女性視点で「どんな中身が評価されるのか」実態の把握も行わず、「どう相手に伝えるのが有効なのか」プレゼンの仕方も考えません。

 

 一言でいうと(少しキツイ言い方をすると)、怠惰なのです。

 こうした状況を変えない限り、「理想の女性」と出会うことはないでしょう。

 

4.40代男性でも勝負できる戦略がないから

 

 40代の男性は婚活の場で不人気です。子供が一人前になる前に定年になるとか、介護問題が現実化するなどの理由からです。20代や30代の男性と同じ土俵で戦ったら惨敗するのは当然の帰結でしょう。だからこそ、年齢のハンデを覆すために、婚活の場で40代の男性でも勝てる戦略を立てる必要があります。

 

 しかし大半の40代男性は、ただ闇雲に婚活しているので、なかなか光明を見出せません。それが如実に現れるのが、出会いの場の選択です。イメージ先行で婚活パーティや結婚相談所などで活動してしまいます。

 

 こうした所に集まる女性は男性に求める条件が厳しく、「年齢」などのスペック条件で男性を品定めする傾向が強いことが経済通産省の調査で明らかになっています。例えば、年齢の上限を条件にする人が、一般の未婚女性に比べて3倍もいるのです。

 

 そもそも、婚活パーティや結婚相談所は成功率が低い場です。業界大手のツヴァイ、オーネット、パートナーエージェントでさえ、成婚率は10パーセント以下しかありません。全世代の平均値なので、40代の成婚率はそれ以下であることでしょう。

 

40代の婚活では本当に理想的な女性と会えない本当の理由。大手結婚相談所の成婚率

 

 こうした出会いの場で活動している限り、たとえば「子供が欲しいので30代前半の女性が希望です」という理想を叶えることは極めて難しいでしょう。

 

まとめ

 

 私は40代男性専門の婚活コンサルティングを行っています。これまで約800人以上の念願成就に携わり、私自身も49歳のときに24歳年下の女性と結婚しました。こうした経験から、40代の男性は、理想の相手と出会うチャンスが十分あると断言できます。

 

 40代の婚活で、理想の相手に出会えない本当の理由は「自分」です。自らの思考や行動に原因があるのです。だからもし、客観的に自己分析したうえで、理にかなった戦略を立て、正しい行動をしていれば・・・

 

40代の婚活では本当に理想的な女性と会えない本当の理由。まとめ

 

  40代男性の約40%が婚活に成功しているという調査結果があります(三菱UFJ R&C調べ)。では成功した人は何をやったのでしょうか?

 

 40代婚活を成功させた人がやったこと-10選 をチェック!