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40代男性が陥る「婚活地獄」5つの闇ーなぜ「うつ病」を発症するのか

40代男性の婚活地獄「なぜうつ病を発症するのか」トップ画像

結婚相談所における「お見合い成立率」のワースト1は40代男性です(IBJ調べ)。40代前半の男性の場合わずか5.4%、40代後半で4.4%しかありません。40代の男性は婚活の場において不人気であるがゆえに、お見合いを申し込んでも断られる、という状況が延々とつづくわけです。その期間、結婚相談所の場合には平均25ヶ月間ーーー。

これだけ長期に渡り、他人から否定され続けると、やがて「自分は何をやってもダメだ」という自己否定と絶望につながり、「婚活は地獄」の心境にいたり最後は精神を蝕みます。男性の場合には「うつ」を、女性の場合には「不安障害」を発症しやすいと言われています。

この記事では、40代男性が陥りやすい「婚活地獄」の背景や状況、そして精神が病んでしまう過程を専門医の談話などを紹介しながら明らかにします。もし婚活に疲れていたり、自己否定感に悩まされているなら… いえ、これから婚活をはじめる人も含めて、40代で婚活に取り組んでいる全ての人が知っておくべき「婚活地獄の闇」を紹介します。ぜひ最後までお読みください。


1.否定され続ける(40代婚活地獄の闇#1)

冒頭で説明したとおり、40代男性は婚活の場で不人気です。なので婚活サイトで女性にアプローチしても反応がまったくないとか、結婚相談所でお見合いを申し込んでも断られることが圧倒的に多いなど、40代の婚活は初っ端から否定されることの連続です。

例えば、結婚相談所のお見合い成立率に関しては、全年代を通じて40代男性が最も確率が悪い。つまり「断られる」ことが断然多いのです。

40代婚活地獄の5つの闇ーなぜ「うつ病」を発症するのか。お見合い成立率。IBJ調べ

40代でも人気のある男性はいます。例えば、定年のない高収入の仕事に就いている医者や弁護士、企業経営者など。こうしたごく少数の強者に人気が集中する一方で、大多数の40代男性はほとんど女性に会えない状況=お見合いを申し込んでも断られる状況、他人から否定される状況が延々と続くのです。

2.なぜ断られるのか、理由がわからない(40代婚活地獄の闇#2)

私は仕事柄、婚活中の40代の方に話を聞く機会が多いのですが、ほぼ全ての人が不調の原因を正確に特定できません。主たる原因は、評価項目が多すぎて何が悪かったのか自己分析できないこと。また相手が断る理由を明確に伝えることは稀である、という婚活の特殊性が状況をさらに深刻にしているのです。

ここでいう「評価項目」とは、年齢・職業・年収・学歴といった「属性」、容姿や服装などの「外見」、異性とのコミュニケーション能力やデートの所作など「対面力」、性格や価値観といった「内面」。趣味や飲食傾向などの「趣向」。そして結婚は長期のコミットメントなので「将来性」。こうした本人に関わることだけでなく「家族」も判断要素に加わります。

40代婚活地獄の5つの闇ーなぜ「うつ病」を発症するのか。全方位から評価される地獄

このように、ありとあらゆる角度から評価されてしまう「全方位的な評価」が婚活の特徴であり、どの点を評価するのかは人それぞれ、相手によってまちまち。なので断られた理由がわからないまま、「お見合いが成立しない」「いつも1度目のデート(面談)で断られる」など否定されることを繰り返しているうちに、婚活地獄は次のステージに突入してしまうのです。

3.全人格を否定された気分になる(40代婚活地獄の闇#3)

冒頭で述べたとおり、結婚相談所の平均在籍期間は約25ヶ月の長期に及びます(経済通産省の調査結果)。別の調査でも婚活期間は長きに渡ります(下図参照)。

40代婚活地獄の5つの闇ーなぜ「うつ病」を発症するのか。婚活期間の調査結果

この間、訳もわからず否定され続ける。するとどうなるか。専門医(小野博行医師。「婚活疲労外来」主催)の談話を紹介しましょう。

何が気に入らなくて断られたのかがわからなければ、あれやこれやと理由を推測します。「イケメンじゃないからなのか?」「年収が低いからなのか?」「身長が高くないからなのか?」「お見合いの日の、あの態度がいけなかったのか?あの言葉がいけなかったのか?」いろいろ思いをめぐらすうちに、自分が何もかもダメな人間のように思えてしまう。

小野医師は「そうした全人格を否定されたような体験がうつ状態を引き起こす」とし、このプロセスはきわめて特殊で、婚活独自のものだと語っています。(出典:「婚活疲労症候群」高村恵著)

40代男性の場合には、「年齢」や「年収」「社会的な地位」などプライドやコンプレックスの源泉に対して婚活女子から厳しい目を向けられることが多い。このため、「全人格を否定」された気分により一層おちいりやすいと言えるでしょう。

4.「ネガティブ・スパイラル」から抜け出せない(40代婚活地獄の闇#4)

40代男性の場合、婚活不調の悩みを誰にも相談できない(打ち明けられない)という状況があります。周囲に婚活をしていることさえ知られたくない、という動機からです。仮に相談したところで、「高望みしすぎじゃない?」とか「ただが婚活で…」と理解されないかもしれません。人間があらゆる方向からチェックされ、否定され続けることは、婚活に苦しんだ人間にしか経験しないことだからです。

なので孤独の中、全人格を否定された気分を抱くと、そしてそれが長期間に及ぶと強い疲労感をためこむハメになり、ついにはーー

「自分はどうにもならないダメな人間なのではないか?」「誰からも必要とされない人間なのだろうか?」といった自己否定の深みに落ち、重大なダメージを受けることになります。(出典:「婚活疲労症候群」高村恵著)

こうして思考がネガティブな方向へ、ネガティブな方向へ、とらせん状に自己否定の深みに落ちていく。そうした精神状態を専門用語では「ネガティブ・スパイラル」と呼び、一度このループにはまるとそこから抜け出せなくなる、というから実に怖い話です。

5.徹底した自己否定と絶望(40代婚活地獄の闇#5)

大多数の40代男性が婚活で苦戦を味わいます。そして成果がでないと婚活の場を変えていく。例えば、婚活パーティがダメなら婚活サイトをはじめてみる。それでも成果がでないと結婚相談所の門をたたく、というのがよくあるパターンです。その背景には、より婚活に真剣な本気度の高い女性がいる場所で活動すれば結婚しやすくなる、という類推が働くからです。

がしかし。実態はさにあらず。婚活に真剣であればあるほど、本気度が高ければ高いほど、男性に求める条件が厳しくなるのが実態です。経済通産省の調査によると、一般の未婚女性に比べて結婚相談所の女性会員は、男性の条件、例えば「年齢」や「年収」が2~3倍厳しいことが明らかになってます。

否定され続けて、可能性の高いと思われる婚活の場に移行する。すると余計に否定される環境に身を置くことになる。ここに「ネガティブ・スパラル」が絡めてで加わるとまさに「婚活地獄」に陥ることになり、その行き着くところは「徹底した自己否定と絶望」(小野医師談。出典「婚活疲労症候群」高村恵著)という阿鼻叫喚の世界です。

40代男性の婚活地獄。うつ病にいたるプロセス

まとめ

40代男性の婚活は厳しい。だから前述のような5つのステップを経て、精神的に厳しい状況に追い込まれやすいのです。またそれが高じると「ネガティブ・スパイラル」に落ち、出口がみえない地獄にいるかのような心境に陥る可能性さえあります。「もしや、自分も…」とお感じの方、それほどでもないという人も、一度立ち止まって自己診断をすることは重要です。参考までに以下にチェックシートを紹介します。

《婚活疲労症候群チェック》

以下10項目のうち、2項目位以上に思い当たることがある方は要注意「婚活疲労症候群」かも?

  1. 朝、身体がだるく起きづらい。
  2. 起きる前に、胸やみぞおちがムカムカする。
  3. 午前中は元気がないが、昼過ぎからだんだん元気になる。
  4. 仕事のない休みの日でも、1~3の傾向がみとめられる。
  5. 考えがマイナス方向ばかりに傾き、自分ではどうすることもできない。
  6. 婚活だけでなく、仕事や生活全般にわたって、マイナス志向になってる。
  7. ダイエットもしないのに、体重が減り続ける。
  8. 人と会うのが怖くなってきて、人と会うのを避け始めた。
  9. 頭痛や胸痛など、身体の痛みが続く。
  10. 少し緊張すると、すぐにトイレに行きたくなる。

(作成:小野博行医師。出典「婚活疲労症候群」高村恵著)

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