40代ファッション、お洒落なつもりでもオジサン臭い服装5選
40代の男性で、本人はお洒落なつもりでも、周囲からは「なんか変じゃない?」「うわー、おじさん臭い」と思われるファッションがあります。そうしたズレまくりの服装を厳選して紹介します。
選者はベストセラー「40歳からのモテる技術」の著者で、服飾・美容業界の研修講師など実績多数の青木一郎です。
本人は「キメている」つもりなのに周囲の反応はイマイチと感じている殿方や、旦那や彼氏の意識改革をしたいと願っている淑女のみさんにはきっと参考になることでしょう。ぜひ最後までお読みください。
Table of Contents
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1.ダボっとしたオーバーサイズの服装
おじさん臭さを象徴するファッションとして真っ先に挙げるのは、ダボダボのオーバーサイズの服装です。百聞は一見にしかずーー下の図をご覧ください。
このサイズ感で、休日のお出かけやデートで気張って、全身ブランド物のジャケパン・スタイルで決めてみても、他人様がみたら「うわっ、おじさん臭っ」となるわけです。
街中やオフィスで周囲の人を見渡してください。“だぼっ”とした大きめのサイズの服を着ているのは「おじさんだけ」ということに気づくでしょう。女性やイマドキの若者は自分の体のラインをキレイに見せる洋服を選ぶため、ぴったり目の「ジャストサイズ」の服を好んで着ているからです。
こうして、“だぼっ”とした服装は、おじさん臭い人とそうでない人との一線を画すアイコンになり、周囲の人にある種の違和感を感じさせてしまっているのです。
2.顔はおっさん、ファッションはギャル男
1990年代後半、東京・渋谷を発祥とするギャル男ファッションが生まれました。それから20年の時を経て、当時のギャル男たちは40代のいい年こいたオッサンになりました。にも関わらず、いまだギャル男臭のするファッション(髪型・服装)をしていると周囲に強烈な違和感をあたえてしまいます。
原因は2つあります。まず顔が「おっさん化」していること。例えば、肌が衰えによる目元や頬のたるみ、ほうれい線などのシワ。生え際が後退したりして、すっかりオッサン化しているのでファッションとのギャップが生じていること。
ギャル男ファッションは女性的な印象を与えるシルエットなので「おっさん顔」と「フェミニン」は同居しづらいのです。例えば、タイト目のシルエットとか、お尻が丸出しになるくらい着丈が短いジャケットなど。
もう一つの原因は、流行遅れです。当時は先鋭化したファッションも既に20年経ってますから、さすがに「古臭っ!」と思われてしまい、顔の老化具合をさらに強調してしまうわけです。
3.アメリカンカジュアル=チェック柄の多用(誤用)
なぜか、日本人の男性はチェック柄が好きです。特に中高年男性は大好きです。なぜかと言うと、アメリカン・ファッションの影響を受けているからです。中高年世代が価値観を形成した1960年から1980年代にかけて日本はカルチャー面でアメリカの絶大な影響下にあったのです。
こうしてアメリカン・ファッションの影響をモロに受けた中高年男性諸氏は、次のような服装を好みます。
- 仕事では、ラルフローレンやブルックスブラザーズのスーツを愛用。ダボっとした「ボックス・シルエット」が好み
- 休日には、チェックのシャツを前開きにしてTシャツを丸見せ。ダボとしたチノパンにゴツゴツとしたスニーカ。アメリカ的なワークスタイルが好み
後者については、写真でお見せするとこんな服装…。私が「休日のおじさんファッション」と呼んでいるスタイルです。
シルエットがダボっとしているのは前述のとおり「おじさん臭さ」の象徴だし、チェック柄は実はコーデェネートや着回しが難しい。チェック柄同士(ジャケットとシャツがチェックとか)だと悪い方向に干渉しあうからです。
最近、女性の間で人気スタイリストの普段着をあつめた本が売れていますが、彼女たちの服装はベーシックカラーの無地をジャストサイズで着る、というシンプルなもの(そこに小物やアクセサリーを加えてオシャレ感をだす)。その真逆をいくオジサン達が「何か変じゃない?」と思われるのは当然の帰結なのです。
4.古くなった定番
いわゆる定番のファッションがあります。たとえば男性の場合には、紺のブレザーとデニムの組み合わせ。がしかし。この定番も時代にあわせて微妙に変化しているのです。ブレザーのシルエットが変わったり、デニムの太さや裾上げの仕方が変わったりと。例えば下図のように…
ブレザーの着丈(縦の長さ)やデニムの太さ(特に膝から下の部分)が変わっていますよね。昔のモノに比べて今はスリム化したり、目線を上に誘導するようなデザインが主流です。一言でいうとスタイルを良く見せるようにデザインされています。
なので、「服って一生モノだよなー」とタンスに大事にしまってある服を10年ぶりくらいに着てみると、周囲の人に「なんか変じゃない?」という思いを抱かせてしまうのです。
5.最もオシャレに関心のあった時代のファッションセンスを引きずる
これまで述べてきたファッションを、なぜ40代の男性は好むのでしょうか。それは自身が最も輝いていた頃、最もおしゃれに関心があった時代のファッション感覚を引きずっているからです。例えば40代後半から50代の男性の場合、1980年代の「バブル」と呼ばれた時代がこれにあたります。
日本経済も当時のおじさんたちもギラギラと輝いていたあの頃。世の中は「銭や、銭や」と狂乱し、より大きくという拡大志向の中、洋服のサイズも「より大きく」だったのです。
大きな肩パット、手の甲が隠れるくらい長い袖、お尻をすっぽり包み込むような長い裾。パンツもツータックは当たり前。スリーやフォータックなんかもあって幅も大きめ、裾も長めでゆるゆる。当然、全体のシルエットはダボダボだったわけです。
いま当時の映像を見ると、「異様だ」と声を上げたくなるほどのバカでかいサイズ感。当時の服は実態より大きく見せる「バブル」の映し鏡だったのかもしれません。
これが1980年代に青春を過ごしたおじさんたちに刷り込まれたファッションセンスです。いまだ、この時代の感覚で洋服選びをしている人の何と多いことでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。ご本人や知り合いに「当てはまっている」ケースはあったでしょうか。本人の意図とは別の印象を周囲に与えているとしたら、ほんと残念ですよね。
私は中年男性専門の婚活・恋愛コンサルをしているので、これまで数百人の男性の服装を一新して、劇的にイメージアップするお手伝いをしてきました。服装で損をしている人を沢山みてきましたし、服装ひとつ変えただけで周囲のみる目が変わった事例も数え切れないほど接してきました。ひとつ例を示しましょう。
その人は40代の技術職で若い頃から服装に無頓着。しかし私のアドバイスを取り入れて髪型や服装を変えたところ、印象が劇的によくなったのです。
ある日、その人がたまに行く六本木のカフェに入ったところ、外の通りからいちぱん目立つ窓ぎわの席に案内されたそうです。それ以前は、いつも奥のトイレに近い席だったというのに。窓ぎわの席は外国人やモデルなどのいわぱ指定席。店のイメージアップにつながる人を意図的に座らせるのです。本人は戸惑いを感じつつ、「これで人生、変わるかもしれない」と思ったといいます。
ただが服装ーーなんですが、されど服装なんですよね。この記事を読んで、外見に関する意識改革のきっかけになれば著者として本当に嬉しく思います。
(*)服装の次は髪型にも気を付けましょう。こちらの記事「40代の髪型、おじさん臭い印象を一新する3大セオリー」も要チェック!
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