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40代の婚活に成功する男性、失敗する男性の5つの決定的な差とは?

「婚活」という言葉が世の中に広まったのは2008年のこと。気鋭の社会学者、山田昌弘氏が著作を通じて提唱したコンセプトです。以来、婚活は社会現象化し、関連産業が好況を呈する中で、未婚率は高まる一方。つまりこれは、大半の人の婚活が上手くいっていないことを示しています。

40代の男性は、子供が一人前になる前に定年になるとか、介護の問題が現実化しやすい等の理由から、婚活において大半の女性から敬遠されてしまいます。だから、40代男性の婚活は、なおさら厳しいものに違いありません。

そうした中、中年男性専門の婚活コンサルタントをしている私は、これまで数百人の40代男性と接してきました。ヒヤリングだけでも1千時間をゆうに超えているでしょう。だから、日本で最も40代男性の婚活に精通している人間である、と自負しています。

そんな私から見て、40代の婚活に成功する人と失敗する人には明らかな差があります。世間一般には「職業」や「年収」などが重要なポイントであると思われているようですが、私の経験上、「行動パターン」や「思いグセ」「対人関係能力」の方がはるかに成否を左右します。

この記事では、40代男性で婚活に成功する人と、失敗する人の差を明らかにします。ご自身の婚活で改める点はあるのか否か、自己診断に活用いただければ幸いです。


1.出会いの場の選び方

婚活の成否を左右する一丁目一番地は、出会いの場の選択です。婚活は「相手探し」の側面が大きいからです。

・成功する人の特徴

成功する人の特徴は次の2つです。一つ目は、戦略的に出会いの場を選択していること。二つ目の特徴は上手くいかない場合に早期に起動修正することです。

前者の「戦略的〜」とは、競合状態を把握した上で、自身の強みを生かせる出会いの場を選択することです。例えば、「年齢」や「職業」などの条件は劣るが、女性とのコミュニケーション能力にメチャメチャ長けている人は、対面式の婚活パーティで勝負をかける、というのが戦略的な選択です。婚活パーティに参加する大半の男性は口下手で、女性の扱いに不慣れだからです。

もう一つ、成功する人に共通する行動パターンは「早期の起動修正」です。婚活サイトなら1〜2ヶ月、結婚相談所なら2〜3ヶ月程度活動して成果が上がらなければ、「これは何かおかしいぞ!」と次の方策を必死になって模索するのです。

では、成果とはなんでしょうか?

私の経験上、以下の成果を上げていれば、出会いの場とご自身の相性、活動の方向性は(最低限)マッチしていると言えるでしょう。

  • 婚活サイトなら、アプローチ数に対する反応(例えば、初メールを送った数に対して返信がきた数)が最低10パーセントあること。
  • 結婚相談所なら、自分から申し込む分と相手から申し込まれる分を合わせて、月に最低3件、お見合いが成立していること。
  • 婚活パーティなら、1回のパーティ(女性の数が30人くらいを想定)で最低1人の連絡先を入手できること。

この指標を下回る状況が続く場合には、婚活手段とやり方の見直しが必要です。

ちなみに、理想的には、婚活サイトでは返信率30パーセント以上、結婚相談所なら月に最低6件のお見合い成立、お見合いパーティは1回で3人以上の連絡先を入手できていると申し分ありません。

・失敗する人の特徴

成功する人の真逆で、成果が上がっていないにもかかわらず、一つの婚活手段を惰性で続けてしまいます。ある調査結果によると、婚活で成功する人の活動期間は平均13ヶ月間(経済通産省、平成18年調べ)。もし半年〜1年間、先の指標で示した成果を上げていないなら、すぐさま婚活のあり方を見直すべきです。しかし、手遅れになるまで、ダラダラとやり方を変えないのが、失敗する人に共通する特徴です。

また、40代の婚活で失敗する人は、出会いの場の選択がよろしくありません。そもそも成功率が低い出会いの場で活動してしまう傾向が強いのです。まず、「婚活」という言葉から連想される出会いの場を安易に選んでしまいます。例えば、システムや成功率など十分な検討をせずに、結婚相談所に入会してしまうようなケースです。

高額な料金で知られる結婚相談所。主たるサービスは機械的なマッチングデータの提供で、成婚率は経済通産省の調査によると10パーセント未満というのが実態です。

これは大手でも状況は同じで、楽天グループのオーネットが公表したところによると、大手結婚相談所(オーネット含む)の成婚率は10パーセントを下回っています(下図参照)。

経済通産省の調査もオーネットの公表内容も、40代男性に限定した成婚率は公表されていませんが、恐らくこれを大きく下回ることでしょう。この例で示すように、失敗する人はそもそも成功率が低い出会いの場を選択してしまいます(40代の出会いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参照ください)。

2.出会いのルートの複数化

・失敗する人

一つの婚活手段しか行いません。かつ成果が乏しくても惰性で長期にわたり活動してしまいます。

・成功する人

複数の出会いの場で、同時並行的に活動する傾向があります。例えば、タイプの違う婚活サイトを2つ以上組み合わせて活動するとか、結婚相談所に加えて、友人に紹介を依頼したり、女性が多くて男性が少ない趣味のサークルに入るなど、複数のルートを活用します。

複数ルートを活用すると、単純に出会いの数が増えるのは自明のことです。それに加えて、タイプが異なる婚活の組み合わせは、出会いの場自体の良し悪しや、季節変動、流行り廃り(例えば、婚活サイトは流行り廃りが激しい)などによる好不調の波を平準化して、コンスタントに出会いを生み出すことを可能にするからです。

まぁ、簡単に一言でいうと「あちらがダメでも、こちらでOK」という状態を作り出すことなんですね。実際のところ、東京大学の社会科学研究所の調査によると、3つ以上の婚活をしている人は、1つの人より約2倍成功率が高まることが確認されています。

3.第一印象の良し悪し

出会いの場で、2人きりで会う約束を取り付けた後は、第一印象の良し悪しが成否を左右します。具体的には、会った瞬間から15分程度の間で勝敗の7〜8割は決まります。

この婚活の場における「第一印象」とは、①外見、②雰囲気、③雑談力で構成されます。

・失敗する人

①「外見」が、おじさん臭くて、清潔感に欠ける人。例外なく女性に嫌悪感を感じさせ、待ち合わせ場所で一目見た瞬間、「やばー、失敗。帰ろうかな」と相手に思わせてしまいます。

②「雰囲気」でいうと、表情が暗く、活力に乏しくて、人を寄せ付けない雰囲気の人。40代は口の周りの筋肉が衰えて口角が下がりがち。無意識に暗い表情をしている人が多いので要注意です。

③挨拶を交わしてから、お店に移動して、飲食のオーダーを済ませるまでの間の会話がポイントです。堅苦しく、よそよそしい話しか出来ないと、その後の会話のリレーがうまくいきません。つまりこれは、親密な関係を築けずに、腰砕けの状態でデートが終わり、「また会いたい」と女性に思われず、無残な失敗に終わることを意味します。

・成功する人

①若々しくて、清潔感に溢れています。その上でお洒落であれば申し分ありません。「写真より素敵ですね」と言われることがよくある人です。

②見知らぬ男性と会うことに対して、大半の女性は警戒心を抱いています。成功する人は、安心感を与えるような雰囲気作りに腐心しています。そのための有力な手段の一つが「笑顔」です。

「ただが笑顔」と侮るなかれ、です。左右の口角が非対称に上がると狡猾な印象になるし、目が怖いままだと近寄りがたい。笑顔は練習しないと上手に笑えません。特に顔の表情筋が衰えている40代は、ビミョーな笑顔をする人が多いので要注意事項です。

③本題に入る前に、打ち解けた雰囲気を作る会話テクニックを「アイスブレク」といいます。成功する人はこれが上手いのです。そのベースになる会話スキルは「雑談力」です。

婚活で成功する人は、雑談力があります。雑談力で場の雰囲気を和らげて、楽しく会話のリレーを行う土台作りが上手いのです。

4.「傾聴力」の有無

コミュニケーション能力がないと、女性と親密な関係になれません。女性が求めているコミュニケーション能力があるかどうかが、失敗する人と成功する人を2分する重大な要素となります。

では女性が求めるコミュニケーション能力とは何でしょうか?

それは「傾聴力」です。さまざまな研究成果が示しているとおり、女性が会話に求めているニーズは「共感」、つまり「話を聞いて欲しい」なのです。

「聞き上手はモテる」は普遍の真理と言えるでしょう。しかし、この聞き上手=傾聴能力がある人はごく少数というのが実態だと思います。

私は女性との会話能力を改善するコンサルの中で、初デートの様子を録音したデーターを何百件も分析しています。その経験上、傾聴力がある人はごくわずかしかいない、そして仕事の説明能力とはまったく別物である、という結論を得ています。

・失敗する人

傾聴ができない人。こうした人の会話の特徴としては、会話の主導権を相手に渡さない。質問で会話を組み立てようとする。相手を誘導する意図が強く「必殺の口説き文句」を知りたがる傾向があります。

また、自慢話が多く、「その話、知っているよ」というニュアンスで相手の話の腰を折って自分の話をしてしまうことも多いです。また、「でもさ」「ていうか」など相手の話をすぐ否定する、といった特徴もあります。

そして、「聞き上手がモテる」という知識があっても正しく実践することができません。例えば「聞き上手=質問上手」と勘違いして、質問を連発してしまいます。

その質問自体もよろしくありません。事実関係やプロセスの確認など味気ないものに終始する傾向があります(例えば、週に何回ランニングするの?など)。結果、“質問→相手が回答→(完結)“、という一問一答形式になり、質問のネタが途絶えるにつれて会話が盛り下がり、腰砕けで終わるという展開に陥りがちです。

・成功する人

会話の主導権を相手に渡しきる。相手を会話でコントロールしようという意識がない。その結果、相手の女性に思う存分語らせることが出来る人です。

その前提として、「沈黙の間」を恐れない。相手のバックグランドや経験・感動を尊重している。「無知になって、相手の話を聞ける」などの特徴があります。外形的には、一つのテーマでの会話時間が長いことが特徴です。

5.危機感と自己変革

40代の婚活には後がありません。50歳になると状況は一変するからです。婚活業者は50代以上の男女が対象の「シニア婚活」を勧めるようになるし、日本の政府機関は「生涯結婚することはない」とみなして統計上の分類を行います。

つまりこれは、50歳以降は結婚の可能性が極めて低くなり、40代は普通の結婚ができる「人生最後のチャンス」であることを意味します。そして、同じ40代でも44歳と45歳では、女性の反応が異なります。基本的に(もちろん例外はありますが)、加齢現象の進行などで、一つ年を重ねる毎に条件は悪化していくので、40代の男性は「今が旬、最高のタイミング」なのです。

そうした中、40代という年齢に危機感を感じているか否か、そしてその度合いの大小が、成功する人と失敗する人の差にストレートにつながります。

・失敗する人

漠然と「いつかは結婚できる」という根拠のない認識を持っています。そして「自分を変える」という変革意識と実践が足りない人です。そして、時間的な切迫感がなく、成果が出ていなくても同じダラダラ婚活を続けたり、問題を先送りする傾向があります。

前提として、「会社の女性に気がある素振りをされたことがある=実はモテる」と誇大妄想を抱いているとか、薄毛が進んでいるのに、「全然、大丈夫だよー」という慰めの言葉を真に受けているとか。とにかく自分自身を客観視できず、競争力を高める努力もせずに(しても中途半端で)、どこか「ありのままの自分」を受け入れてもらいたいと思っている人です。

・成功する人

絶対に失敗できないという意識が強く、自分を変えるための投資に積極的です。勉強熱心で自律的。婚活は競争であることを意識していて、成功の確率を高めることに努力を惜しみませんし、チャンスに貧欲です。そして大抵「1年以内」など明確な期限を自分に課しているのが特徴です。

例えば、私のある相談者さんは、会社に対して「婚活するので、仕事をセーブさせてください(=海外出張を減らすなど)」と宣言しました。こうなると後には引けません。結婚できないと職場での評価がガタ落ちになるからです。こうして自らを追い込んで、短期間(1年以内)で結果を出すために、なりふり構わず全身全霊で婚活に取り組んだのです。すぐに結果がでたのは言うまでもありません。この相談者さんは3ヶ月でプロポーズに成功しました。

まとめ

40代男性は「年齢」という決定的なハンデがある上に、加齢現象が進行しオトコとしての魅力が日々低下していきます。そんな中で、20代30代の脂が乗った男性陣との競争に打ち勝つ必要があるのです。

成功の鍵はこの記事で紹介したとおり、戦略性や危機感であったり、自分を変えるという強い意志だったりするわけです。だからこそ、考え方や行動パターンを変えることで、 40代の結婚をぐっと手元に引き寄せることができるのです。

ぜひ、40代からの幸せを「第二の人生」を掴み取ってください!

 

[追記]婚活をして成功した人のうち約6割は「婚活アプリ」で相手を見つけたと回答(リクルート「ゼクシィ総研」調べ)。ご存知ですか? 今や婚活手段のメインストリームはアプリだということを。

みなさん、ご安心ください40代の婚活、
私が証明です。

当ブログ記事の著者、青木一郎自身も自らのメソッドを活用して、
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